酢たまねぎは最強の常備菜✨おすすめの食べ方・活用法10選
酢玉ねぎ(タマネギのピクルス)は、世界中で愛されている健康食品です。とても簡単に作れるのに、栄養成分はたっぷりで、さまざまな料理にアレンジしやすいのが特徴です。これまでに何度もテレビや雑誌・メディアに取り上げられています。
とば屋酢店のお客様の声でも、「壺之酢で酢たまねぎを作るのが日課です」というコメントもいただいています。今日は、作った酢玉ねぎのおすすめの食べ方10選をご紹介します。
【1】そのまま食べる
塩分不使用・糖分不使用で、もっとも健康に配慮された食べ方です。そのまま、箸休めの一品として、いただきましょう!脂っこい料理を食べるとき、酢たまねぎがあるとスッキリして食が進みます。
とば屋流の場合、酢だけで漬けているので酸味に慣れていない方は、酸っぱいと驚かれるかもしれません。酸っぱいものが苦手な方は、砂糖と塩を入れて、甘酢ベースにすると食べやすくなります。
【2】サンドイッチ・ホットドッグに入れる
もともとパンは少し塩気のあるものです。シンプルな酢漬けの玉ねぎは、塩分のあるものと合わせると、とっても美味しくなります。とくに、ハムとチーズとの相性がよいです。チーズを混ぜたスクランブルエッグとも良く合います。
サブウェイのサンドイッチに入っているのはオリーブのピクルスですが、酢たまねぎも同じような役割を果たすと考えてよいと思います。お肉しっかりのハンバーグパテやバーベキューソースと合わせて、ハンバーガーに入れるのもGOODです!
【3】ホットサンドに入れる(おすすめ!)
サンドイッチの類型ですが、個人的にイチオシなのでピックアップしました。10枚切りのサンドイッチ用の食パンに酢たまねぎ、チーズ、ハムを入れて、ジューッと加熱します。ホットサンドメーカーを加熱すると、中の温度は100℃を軽く越えているため、酢も気化しているものと思われます。酸っぱさはほぼ感じませんが、旨みと酸味が絶妙に良い仕事をしてくれます。
【4】アボカドトーストにのせる
世界で大人気のオニオンピクルス(酢たまねぎ)は海外のレシピサイトでもよく取り上げられています。なかでも、特に人気の高い食べ方が、アボカドトーストです。アボカドをのせたトーストに、つぶしたゆで卵、鮮やかなピンクの赤玉ねぎのピクルス、そして、辛いホットソースをかけます。チーズも入れたいですね。色彩豊かでインスタ映えする朝食トーストです。
【5】タコスに入れる
タコスは、トルティーヤ(トウモロコシや小麦粉でつくられた薄焼きパン)に具材をのせて二つ折りにしたものです。メキシコの国民食とも呼べるメジャーな料理で、いろいろな具材をはさんで食べます。
赤玉ねぎのピクルスは、肉料理から野菜料理まで幅広く使えるので、メキシコ料理に欠かせないものだそうです。特に、甘い酸味は魚のタコスやカルニタス(豚肉のホロホロ煮)に合うとのこと。本場のメキシコ料理を食べてみたいですね。(※参考:Travel Bug Kitchen)
【6】サラダに入れる
生野菜の上に酢たまねぎを載せるだけでサラダになりますが、しっかりと混ぜこんでも美味しいです。特に、マヨネーズベースのサラダに、細かく刻んだ酢たまねぎを入れると合います。いつものエッグサラダやポテトサラダに加えてみてください。
赤玉ねぎのピクルスをサラダボウルに入れるのもオシャレでおすすめです。サラダボウルでは、丼のような深いお皿に山のようにサラダを入れます。グレインボウル・ブリトーボウルなどさまざまな名前があります。酢玉ねぎは、どんな野菜にも合います。チョップドした野菜の上に、赤玉ねぎのピクルスを散らして、色鮮やかに仕上げてみてください。
【7】焼きそば・お好み焼きに入れる
日本食においても、酢たまねぎは大活躍します!B級グルメの代表ともいえる焼きそばやお好み焼きに入れてみてください。赤玉ねぎであれば、紅ショウガのような色どりで素敵です。ただ、紅ショウガの代わりと思って入れると、認識の齟齬でとても違和感を抱く点に注意。ソースはしっかりかけて味を濃いめにしておいた方が良いです。
長崎ちゃんぽんや皿うどんに酢を入れるようなイメージで、味の変化をもたらすものとして酢たまねぎを付け合わせにするのがおすすめです。同じような感じで、らっきょうの甘酢漬けの代わりに、カレーライスに添えるのもアリです。
【8】マヨネーズ系の丼に入れる
丼の種類は無数にありますが、酢たまねぎと相性の良いのはマヨネーズを上からかけるようなタイプの丼です。いくつか例をあげてみましょう。照り焼きマヨネーズ丼、豚マヨ丼、漬けサーモンマヨ丼。どれも脂っこいお肉をこってりと味付けして、上からマヨネーズをかけています。酢たまねぎを使うときは、まず、ご飯の上に酢たまねぎをのせて、丼の具を載せて、いつもよりマヨネーズを少し減らします。
【9】タルタルソースをつくる
タルタルソースは、マヨネーズをベースに、野菜やピクルス、茹で卵などをみじん切りにして混ぜ合わせたソースです。白身魚のフライや、照り焼きチキン・唐揚げ・竜田揚げなどに添えます。もともとの材料が玉ねぎと酢漬けピクルスなので、酢たまねぎをそのまま使えばお手軽にできますね。
【10】南蛮漬け、マリネ、ドレッシングにする
酢玉ねぎを使った後に残った汁は、玉ねぎの栄養成分がたっぷり含まれています。普段のお料理でお酢を使うときと同様に、再利用してください。とくに、オリーブオイルと混ぜてドレッシングづくりに使うのがおすすめです。
もちろん、和食の定番、合わせ酢に使ってもOKです。酢たまねぎがあれば、南蛮漬け・マリネも簡単につくれます。魚介を美味しく食べたいですね。
酢たまねぎの使い道は幅広い!いろいろ試してみて
この記事では、王道の使い方から、海外での人気アレンジ、日本食における可能性にも言及しました。酢と玉ねぎというシンプルな組み合わせだからこそ、活躍の場はあちこちに広がっています。これからも、美味しいレシピがたくさん見つかりそうです。みなさんもぜひ、いろいろな料理に挑戦してくださいね!
中野 貴之
酢醸造家/(株)とば屋酢店 第13代目
「お酢のことならなんでもご相談ください」がモットー。お客様に「また使いたいと思っていただけるお酢」をお届けできるよう社員と力を合わせて精進中。セミナー講師も時々お引き受けします。
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