とば屋の『新物らっきょう漬け』は、時とともに変化する味わいを楽しめる逸品

お酢を知ろう

お酢屋が漬けた新物らっきょう甘酢漬け

食欲が減退しがちな暑い季節、食で体を整えたい方におすすめ!『とば屋の新物らっきょう漬け』は、毎年6月〜7月に数量限定で登場する瓶詰めのらっきょう甘酢漬けです。自慢の壺仕込み米酢で国産らっきょうを丁寧に漬け込んだ毎年大好評の初夏限定商品です。

旬の国産らっきょうを美味しく漬けた夏の常備菜

らっきょうの甘酢漬けは、食欲の落ちがちな夏にぴったりの常備菜。お酢とらっきょうの豊富な栄養を毎日手軽に取り入れられるうえ、長期保存できるのも嬉しいポイントです。冷蔵庫にあると心強い存在ですね。

らっきょうには、日本人に不足しがちな食物繊維がたっぷり。また、ネギやニンニクに多く含まれる、ツンとした臭い成分「硫化アリル(アリシン)」も含まれています。硫化アリルは、血液をサラサラにし、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復にも役立つことで知られています。

また、らっきょうを漬ける「お酢」の健康効果にも注目です。お酢を毎日摂取することで、高めの血圧をコントロールしてくれたり、胃の粘膜を保護してくれたり、日々の健康を支えてくれる効果が期待されます。らっきょう漬けの栄養効果は、以下のブログ記事で詳しくご説明しています。

そして何より、スッキリした酸味とシャキッとした食感は、自然と箸が進む美味しさ!食べることは元気の源です。暑い日こそ、しっかり栄養を摂って、夏バテ知らずの体づくりを目指しましょう!

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新物=漬けたて。注文後にひと瓶ずつ手作業で瓶詰め

お漬物の世界には、「新物」と「ひね物」という言葉があります。「新物」は漬けて日が浅いもの、「ひね物」は時間が経って古くなった漬物のこと。「ひね」は、「陳」「老成」という漢字が当てられ、「ひねた物」というと古くなったものを指します。

お漬物は、漬け時間とともに味わいの大きく変化する食べ物です。新しいものには新しい良さがあり、ひねたものには古漬けの良さがあります。味・風味・食感、すべてが違い、人によって好みが分かれるものです。

とば屋では、ご注文をいただいてからその都度、ひと瓶ずつ手作業で瓶詰めし、大量生産では味わえない“漬けたての新物”をお届けしています。お届けのタイミングでは、シャキッと張りがあり、らっきょうの辛味も際立っています。もちろん新物のまま食べることができますが、日を追うごとに味がじんわり染み込んでいく過程もまた、楽しみのひとつです。

仕込みから日が浅く、漬けが甘い場合、食べ頃の目安をシールでご案内しています。シールを貼っていない場合は、十分に漬かったもので、届いた日から美味しく食べられます。

少し辛味が落ち着く頃が食べやすいでしょう。時間が経つほどに、らっきょうの辛味成分(硫化アリル)が酢に溶けだし、らっきょう自体も味が馴染んできます。新物で届くからこそ、時間とともに変化する味わいを丸ごと味わっていただける一瓶です。

らっきょう漬けの美味しい食べ方5選

①まずはそのまま、定番の付け合わせに

らっきょう漬けは、まずはシンプルにそのままで。定番はカレーの付け合わせです。らっきょうのシャキシャキ感と甘酸っぱさが、カレーの風味を引き立てます。カレー×酸味という組み合わせは、日本だけでなく、世界各国で見られます。

例えば、インドやパキスタン、スリランカなどのカレーには、『アチャール』と呼ばれるスパイス&酢で調味したピクルスが添えられます。アチャールには、玉ねぎや人参などさまざまな野菜・果物を使います。タイカレーであれば、レモン汁やお酢・ナンプラーを使った酸味のあるサラダと一緒に食べることが多いです。

②刻んで薬味に

辛味を活かし刻んで薬味にします。冷奴や麺類のトッピングにすると、爽やかな辛味がアクセントとなって美味しいです。らっきょうの刺激が強いので、長く漬け込んでマイルドになったものを使うのがおすすめです。

③豚肉と一緒に炒める

硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を助けてくれます。ビタミンB1は、“疲労回復ビタミン”とも呼ばれ、豚肉・うなぎ・ナッツ類などに多く含まれています。日常のお料理に取り入れるには、豚肉とらっきょう漬けを一緒に炒めるのが手軽でおすすめです。

たとえば、豚バラ肉でらっきょうを巻いて甘辛タレで味付けしたり、ベーコン・きのこと一緒に炒めたり。甘酢の酸味と脂の旨みのバランスが良く、おつまみにピッタリです。

④タルタルソースに刻んで加える

らっきょうの甘酢漬けは、酢玉ねぎと同じように使えます。刻んでタルタルソースにするのがおすすめです。タルタルソースは、マヨネーズをベースに、野菜やピクルス、茹で卵などをみじん切りにして混ぜ合わせたソース。白身魚のフライやチキン南蛮など、揚げ物の付け合わせが定番ですが、さまざまな料理に役立ちます。

鮭のムニエルや厚揚げなど脂っこいものに添えたり、トーストに野菜とチーズと一緒にのせて焼くと絶品です!

⑤細かく刻んでチャーハンの具材にする

辛味が強すぎると感じたら加熱すると食べやすくなります。刻んでチャーハンの具材に使えば、らっきょうの辛さの素である硫化アリルが熱で甘味成分に変わり、まろやかになります。玉ねぎやネギを炒めるのと同じ感覚で気軽にお使いください。

Q. 食べたら思ったより辛いのですが、どうすればいいですか?

まずは冷蔵庫(10℃以下)で1~2週間ほど置いてみてください。漬け時間を長くすると、辛味が徐々に落ち着いてきます。

それでも辛いという場合は、上のセクションでご紹介したように、刻んでチャーハンなどの具材にして加熱で辛味を取るか、らっきょうを取り出して蜂蜜に漬けるとよいでしょう。

一般的に、らっきょうの一日の目安摂取量は4粒程。箸が止まらないからといって食べすぎるのではなく、毎日少量ずつ、『朝ごはんに1粒』といったように習慣として取り入れるのが理想的です。

まとめ

らっきょう甘酢漬けは、シンプルな付け合わせとしても、料理のアクセントとしても大活躍です。特に、豚肉と一緒に炒めると栄養吸収を後押ししてくれて、食欲も進んで一石二鳥です!

とば屋の「新物らっきょう漬け」なら、漬けたてのシャキシャキ感と、時間が経過してからの味わい、その両方を楽しめます。自家製は難しそうという方も、ぜひこの機会に『らっきょうのある暮らし』を試してみてください。


中野 貴之

中野 貴之

酢醸造家/(株)とば屋酢店 第13代目

「お酢のことならなんでもご相談ください」がモットー。お客様に「また使いたいと思っていただけるお酢」をお届けできるよう社員と力を合わせて精進中。セミナー講師も時々お引き受けします。

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