にごり酢
にごり酢とは、お酢の発酵に欠かせない酢酸菌をろ過せず、そのまま残した無濾過のお酢です。一般的なお酢が透明なのに対し、にごり酢は白く濁った見た目をしています。この“にごり”の正体は、酢酸菌とお酢の原材料成分です。
“酢酸菌のある暮らし”を、毎日の食卓へ
とば屋酢店のにごり酢には、300年以上受け継がれてきた蔵付酢酸菌の“菌体そのもの”が含まれています。酢酸菌は、発酵過程でLPS(リポ多糖)などの成分を生成することが知られています。
にごり酢は、酢酸菌由来のLPSと、食酢の主成分である酢酸の両方を効率的に摂取できると期待されています。毎日の料理に使うだけで、発酵の力を手軽に取り入れることができます。
にごり酢の解説記事を見る
- 酢酸菌
たっぷり - 数量
限定 - 原材料は
米だけ
にごり酢の特徴
昔ながらのお酢、江戸創業の味を今に復刻
現代のお酢は、透き通ったものが一般的ですが、創業当時のろ過技術では、にごりをもつことが自然な姿でした。とば屋のにごり酢は、その昔ながらの姿を、現代に復刻した無濾過の純米酢です。
酢酸菌や米麹由来の酵素・アミノ酸など、発酵の恵みをそのまま閉じ込め、うま味・甘味・酸味が重なり合った、奥深い味わいに仕上げました。
目に見える濃さ。乳白色のにごり
とば屋酢店の酢づくりでは、甘酒をろ過せず、そのまま壺に仕込むことで、酢粕を多く含み、非常に濃いにごりが生まれます。このにごりには、酢酸菌や、酵素、アミノ酸など、発酵に由来する成分が豊かに含まれており、1mLあたり100億個以上の酢酸菌が確認されています。乳白色の濃いにごりは、微生物たちの働きを映し出す、“発酵の証”です。
料理に馴染む、米酢由来のまろやかさ
純米にごり酢は、お米由来のコクとうま味、有機酸の酸味のバランスに優れ、濃厚でまろやかな味わいが特徴です。米酢ベースだからこそ、すし酢や酢の物など、繊細な和食とも自然に調和し、素材の持ち味を引き立てます。
試食いただいた寿司職人の皆さまからも高い評価をいただいており、プロの料理人にも信頼される味わいに仕上がっています。日々の調理に、深みとやさしさを添える、新しい発酵調味料としてご活用いただけます。
にごり酢はこんな人におすすめ
- お酢の風味を楽しみたい方
- 生活習慣が気になる方
- さっぱりした味が好きな方
- お砂糖を控えたい方
- 酢酸菌を摂取したい方
- 素材の味を楽しみたい方
よくあるご質問
- 酢酸菌LPSとは何ですか?
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LPSとは、酢酸菌の細胞壁を構成する成分です。日本語では、リポ多糖・リポポリサッカライドと呼ばれます。
酢酸菌LPSは、自然免疫を担当する免疫細胞のセンサー(TLR4)をゆるやかに活性化すると考えられています。
- 普通のお酢との違いは何ですか?
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普通の食酢との違いは、にごりがあるかないかという違いです。にごり酢は、にごりがある分、粒を感じます。
滑らかな舌触りのお料理には、通常のお酢を。トロミをつけたり、粒感に違和感のないお料理には、にごり酢が合います。
こんな使い方がおすすめです
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納豆と混ぜて
にごり酢を効果的に取り入れるには、発酵食品と一緒に摂取するのがおすすめ。納豆やヨーグルトに混ぜて食べると、手軽で美味しいです。
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マリネに
オリーブオイル・塩・こしょう・砂糖と混ぜれば簡単なマリネ液に。トマトや紫玉ねぎなど旬の野菜を使って、おもてなしの一皿に。
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酢ドリンクに
水や炭酸水、牛乳などを15cc加えて混ぜます。5倍程度に希釈し、お好みの濃さでお召し上がりください。